内分泌器官では、ホルモンが作られ、それを分泌する働きをしています。内分泌器官は、甲状腺だけでなく、下垂体、副甲状腺、副腎、膵臓、精巣、卵巣などの部位でも様々なホルモンが作成され、分泌されています。ちなみにホルモンは化学物質のひとつで、生体内の情報伝達物質のことを言います。これら内分泌器官で発生した病気のことを内分泌疾患と言います。
甲状腺疾患以外の内分泌疾患に関しては診断のために様々な内分泌機能試験や画像検査(CT、MRI 等)が必要となります。このため当院では血液検査でスクリーニングを行い、疑われる場合には精査が可能な高次医療機関に紹介します。